エロマニ EROMANI 手軽で抜けるエロゲーレビュー
夜行バス痴○シミュレーション(エロフラ部)のカバービジュアル
  • SLG
#おさわり#秘密さわさわ#学生#口内射精#中出し

夜行バス痴○シミュレーション

夜行バスの暗がりと走行音だけで押し切る、雰囲気特化のおさわりSLG。えっちLvで手が増える快感はあるが、最初から全部選べてしまうのが惜しい

総合 3.6 佳作
  • 抜き度 ×4 5 /5

    実用性。エロの密度・抜けるか

  • ゲーム性 ×4 2 /5

    システムの手応え・作業感

  • やりやすさ ×1 4 /5

    難しすぎず遊びやすいか

推せる点

  • モノクロの絵と夜行バスの走行音だけで作る空気感が絶品。BGMも喘ぎ声も無いのに、いや無いからこそ背徳感が濃い
  • えっちLvが上がるとできることが増える設計。嫌がられていた行為が通るようになる変化がそのまま抜きどころになっている
  • おさわり→フェラ→本番までの前戯の描写が丁寧。眼鏡のオン/オフなど細かい設定もあり、ワンコイン以下(330円・40MB)とは思えない密度

気になる点

  • シーン(ステージ)が最初から全部開放されていて、順に積み上げていく形式ではない。段階を踏んで落としていく手応えを期待すると肩透かし
  • えっちLvで手数は増えるのに、その進行とシーン選択が噛み合っていないので、ゲームとしての盛り上がりが作られない
  • 通常モードは即抜き向きではなく、目的の展開に届くまでひと手間かかる(フリーモードで直接飛べるのが救い)
  • 喘ぎ声などのボイスは無し。雰囲気重視の設計と表裏だが、音の刺激を求める人には物足りない

夜行バスの隣席で眠る大人しい女の子に、暗がりのなか手を伸ばしていくエロフラ部のおさわりシミュ。行為はすべてバスの座席の上で完結する。BGMも喘ぎ声も無く、鳴っているのはバスの走行音と、そこに混じる卑猥な水音だけ——この引き算が本作の全部で、静けさがそのまま「やってはいけないことをしている」感覚に変換される。330円・40MB でこの空気を出してくるのだから恐ろしい。DLsite 平均★4.70(8,014件、77%が★5)も納得だ。

抜き度 — 5 / 5

モノクロ基調の絵が想像力を引き立てる。気弱で受け身な女の子が、最初は嫌がっていたことを、じっくり気持ち良くしてやるうちに受け入れていく——えっちLvが上がるにつれて通る行為が増えていく作りで、「さっきまで拒まれていたことが今は通る」という変化そのものが抜きどころになっている。おさわりからフェラ、本番までの前戯の描写が一段ずつ丁寧で、頭を押さえて奥まで咥えさせるといった強引な手も用意されている。眼鏡のオン/オフのような細かい設定まであって、根暗な受け身感を好みの濃度に振れる。ワンコイン以下でこの密度は満点で文句なし。

ゲーム性 — 2 / 5

ここが本作の弱点。同サークルの『J〇〇 催〇痴〇電車』は、雑談で警戒を解き、名前を聞き出し、と一段ずつ壁を落としていく積み上げが本体だった。本作にも「えっちLv でできることが増える」という骨格はあるのに、シーン(ステージ)が最初から全部開放されているので、その積み上げが体験として繋がらない。手が増えていくわくわく感は確かにあるのに、選択画面に戻れば好きな場面へいつでも飛べてしまう。親切なのは間違いないし、フリーモードとして別に用意されているなら文句は無かった。通常プレイまで最初から全部開いているせいで、「じわじわ落としていく」という一番おいしい部分が構造的に成立していない。快適さと引き換えに緊張感を落とした構成で、ゲームとしては2点。

やりやすさ — 4 / 5

コマンドを選んでいくだけの操作で迷う場面は無く、40MB で環境も選ばない。各シーンへ直接飛べるフリーモードがあるので、時間の無い時にお目当てだけ摘まむのも簡単だ。ただ通常モードのほうは即抜き向きの作りではなく、目的の展開まで持っていくにはそれなりに手数がいる。とはいえ全体としては軽快で、値段も含めて身構えず起動できる部類。手軽さは十分にあるので4。

総評

雰囲気とシチュエーションの作り込みでは頭ひとつ抜けている。走行音だけの静けさ、モノクロの絵、受け身な女の子が少しずつ受け入れていく変化——抜き目的なら文句のつけようがない。惜しいのは構成で、えっちLvという「積み上げ」の仕組みを持ちながら、シーン選択式にしてしまったせいで盛り上がりの曲線が描けていない。同じサークルが後の『J〇〇 催〇痴〇電車』でその弱点を潰してきたことを思えば、本作は素材が良いぶんだけ惜しい一本だ。抜き度5/ゲーム性2/やりやすさ4。