エロマニ EROMANI 手軽で抜けるエロゲーレビュー
大食い怪獣姫:惑星のグルメ旅(Mango Party)のカバービジュアル
  • RPG
  • SLG
#SF#純愛#料理/グルメ#お尻/ヒップ#中出し

大食い怪獣姫:惑星のグルメ旅

食べるほど強くなる怪獣娘・ポチQを料理で育てる惑星グルメ探索SLG。フルボイス×Live2DのおさわりHは同人トップ級の作り込みで、結局ポチQの可愛さに全部持っていかれる

総合 4.0 良作
  • 抜き度 4 /5

    実用性。エロの密度・抜けるか

  • ゲーム性 4 /5

    システムの手応え・作業感

  • やりやすさ 4 /5

    難しすぎず遊びやすいか

推せる点

  • フルボイス+美麗Live2DのおさわりH。部位ごとの着脱・進行で増える体位・衣装を入手するたびに専用Hシーンと、ヒロイン一点集中の物量で殴ってくる
  • 怪獣姫シリーズ3作目にして完成度は頭ひとつ抜けている。UI・遷移演出・Q版デフォルメまで磨かれ、同人ゲーの水準を超えた作り込み
  • 惑星探索→食材集め→料理→ポチQ強化のループが素直に噛み合う。初実食のグルメ番組風の品評イベントなど、終始ユーモア満載で読ませる
  • 難易度はいつでも変更可、探索率100%で快速探索解禁、目標を前倒しで達成すればバカンスで日数を一括スキップとQoLが行き届いている

気になる点

  • 序盤は「我慢値」が低すぎてHが一瞬で終わる。実績解除で我慢値を伸ばすまでは本格的なおさわりはお預け
  • シーン移行のたびに切り替え演出が挟まり、テンポ重視で周回したい時にややストレス
  • HはヒロインのポチQにほぼ一点集中。個性豊かなサブヒロインにはおさわりモードがなく、Hイベントも少なめ
  • 惑星探索はマス目を進む固定イベント制で、探索そのものの駆け引きは薄い。仕組みは前2作から大きくは変わらない

「怪獣姫」シリーズ3作目。指名手配された宇宙傭兵兼料理人の主人公のもとに、銀河パトロールを撃退した巨大怪獣——の正体であるピンク髪のただ食い美少女・ポチQが押しかけ、宇宙船で同棲しながら惑星を巡って食材を集め、彼女を料理で「全盛期」まで育てていく探索×料理×時間管理の育成SLGだ。UIから遷移演出、Q版のデフォルメ芝居まで隅々が磨かれていて、同人ゲーの水準を明らかに超えている。DLsite 評価4.66(163件)という数字にも納得の出来だが、要はポチQに惚れられるかどうかのゲームであり、こちらは見事に惚れて帰ってきた。

抜き度 — 4 / 5

Hの主軸はフルボイス+Live2Dのインタラクティブなおさわりモード。手や道具を選んで各部位を責め、服は部位ごとに着脱でき、体位はシナリオ進行に応じて増えていく(本作からアナルも追加)。Live2Dの動きは絶品で、衣装を手に入れるとその衣装に紐づいた専用Hシーンが用意されているのが嬉しい。下着・靴下・髪型(ロング/ショート)まで個別に変えられる着せ替えの充実ぶりには、制作陣の「癖」がはっきり出ている。仕組みとして面白いのが「我慢値」で、序盤は低すぎてまともにHできず一瞬で終わる。部位ごとの絶頂実績を解除して我慢値を伸ばし、複数箇所同時絶頂を狙い、「我慢」コマンド解禁後はやりたい放題——というH自体が育成ループに組み込まれた設計だ。減点は集中の裏返しで、HはポチQにほぼ一点集中。サブヒロインにもHイベントはあるが少量で、あれだけ個性的に描いておいておさわりできないのはさすがに惜しい。

ゲーム性 — 4 / 5

ゲームの骨格は、ポチQを未開の惑星に送り出して食材を集め、宇宙船に持ち帰って調理し、食べさせて強化する——を時間管理の中で回すループ。ポチQは食べるほど強くなり、力を使うほど腹が減る。料理を初めて食べさせるとグルメ番組風の品評イベントが入り、能力上昇やH・探索向けの一時バフも付くなど、コンセプトの「大食い」がシステムの隅々まで貫かれている。探索はマス目を進む形式でイベントは固定だが、ルート分岐があり、全ルート踏破で探索率100%になると衣装と快速探索が解禁される。メインは時限付きの目標を追う構成で、前倒しで達成すればバカンス機能で日数を一括スキップして好感度に変換できるなど、前2作からの積み増しが効いている。ラノベ調で小ネタ満載のストーリーも、大食いヒロインと塩対応主人公の掛け合いが軽快で普通に読ませる。一方で探索・料理とも仕組み自体はシンプルで、駆け引きより作業寄り。「遊べるSLG」としては十分だが、システムの新規性で唸らせる類ではない

やりやすさ — 4 / 5

親切設計で、詰まる要素はほぼない。難易度はプレイ中いつでも変更でき、探索率100%で快速探索、目標前倒しでバカンススキップと、周回の手間を潰す仕組みが一通り揃っている。日常パートの会話・キス・なでなでといったスキンシップも1画面に集約されていて迷わない。テキストは日本語・英語・中国語・韓国語対応、ボイスは日本語(+中国語)フルボイス。引っかかったのはシーン移行のたびに切り替え演出が挟まり、スピーディーに進めたい時にテンポを削ること。また序盤は我慢値の仕様に気づかないと「Hがすぐ終わる」状態が続く。探索・スキンシップ・料理で下地を作り、行動ポイントに余裕を持たせてからHに挑むのがコツで、ここに気づくまでの序盤は少し肩透かしを食う。

総評

ボリューム・作画・ボイス・システムの磨き込みのどれを取っても同人SLGの上位水準で、定価3,300円は体感それ以上の価値がある。買ってはいけない人がいるとすれば、ヒロイン複数攻略や凌辱系の変化球を求める人で、本作は純愛・ポチQ一点賭けのゲームだ。逆に言えば、サンプルを見てポチQを「可愛い」と思えたなら外す要素がない。探索と料理でヒロインを育て、育てた分だけHが濃くなる正のループを、圧倒的なLive2Dの物量で回し切った良作。シリーズ未プレイでも問題なく楽しめるので、ここから入って前2作に遡るのもいい。