- SLG
ナースコール警備員
“癖に刺さる人には深く刺さる背徳感。ただしゲームは初見お断りの難物”
- 抜き度 4 /5
実用性。エロの密度・抜けるか
- ゲーム性 1 /5
システムの手応え・作業感
- やりやすさ 1 /5
難しすぎず遊びやすいか。難易度・手間の低さ
推せる点
- 盗撮→弱み発見→ナースコールで呼び出し→脅迫・調○、という背徳の一本道が筋として強い
- 命令/無理矢理・羞恥・屈辱といった「立場を握って屈服させる」系の密度が高く、癖が合えば実用性は一級
- ターゲットの日常を盗み見て崩していく構造そのものが、シチュの背徳感を底上げしている
気になる点
- ターゲット3名のスケジュール把握と「間男」との取り合いが噛み合わず、初見では何をすべきか掴めないまま1週間が終わる
- 攻略情報なしの完全初見クリアはほぼ不可能。システムの説明が不親切で、ベルゼブブ作品特有の「分かってる人向け」設計
- 失敗のリカバリが効きにくく、目当てのシーンに辿り着くまでの手間と総当たりが極端に重い
夜の病院、ナースコールという「呼べば来る」装置を握った側の物語。プレイヤーはターゲットの看護師たちの行動を盗撮・盗聴で探り、弱みを掴み、ナースコールで呼び出して脅迫・調○へ持ち込む——という、立場の非対称をそのまま快楽に変える体験型SLG。狙いは終始ブレない。「守る側・呼ばれる側であるはずの関係を裏返す」背徳感の一点に振り切っている。
抜き度 — 4 / 5
ここが本作の存在意義。盗撮で日常を覗き、弱みを握り、ナースコールで呼び出して屈服させる——この段取りそのものが背徳の快楽になっているのが効いていて、命令/無理矢理・羞恥・屈辱といったタグの密度も高い。シチュの強度で押し切るタイプで、癖が合う人には深く刺さる。逆に言えば刺さる癖は限定的で、そこがハマらないと急に冷める。満点にしないのは、後述のゲーム側の重さがエロまでの距離を遠ざけ、テンポを殺してしまうため。人を選ぶが、選んだ人には一級。
ゲーム性 — 1 / 5
正直に言って、ここは厳しい。ターゲット3名の生活スケジュールを把握し、「間男」という競合に先んじてターゲットを崩していく、という構造自体は面白くなりうる。だが初見では設計の意図がまるで読めない。どの時間にどこへ行けば何が起きるのか、間男にどう対抗するのか——その手がかりが乏しく、ベルゼブブ作品にありがちな「仕様を理解している人だけが回せる」突き放した作りになっている。手応えというより、攻略を自力で再構築させられる作業感が先に立つ。エロを抜きにしてゲームとして遊べるかと言われると、ここは最低評価が妥当。
やりやすさ — 1 / 5
本作最大の壁。初見クリアはほぼ不可能と言っていい。スケジュール管理と間男との取り合いが噛み合わず、最初の1週間は「何をすべきか分からないまま終わる」になりがち。失敗してもリカバリが効きにくく、目当てのシーンに辿り着くには総当たりとやり直しが要る。攻略情報を前提にしないと、背徳感を味わう前に挫折する設計で、手軽さとは正反対の位置にいる。買うなら攻略メモ・有志情報を片手に進めるのを強く推奨する。
総評
抜き度4・他は1という極端なプロファイルがそのまま本作の性格。盗撮から脅迫・調○へ繋がる背徳の筋は、刺さる人には間違いなく刺さる。だがベルゼブブ特有の初見お断りなゲーム設計が、その快楽までの道を異様に遠くしている。「癖に刺さる背徳感を、攻略の手間を払ってでも掘りに行ける人」向けの一本。シチュに惹かれたなら、最初から攻略情報を握って臨むのが正解で、ゲームとして楽しもうとすると確実に折れる。