エロマニ EROMANI 手軽で抜けるエロゲーレビュー
CIRCLEMATE サークルメイト(スチールニャンコ)のカバービジュアル
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#淫語#オナサポ#ASMR#学校/学園#喘ぎ真似

CIRCLEMATE サークルメイト

大画面ドットアニメ×フルボイスASMR。抜きに全振りした処女作の完成度

総合 4.1 良作
  • 抜き度 ×4 5 /5

    実用性。エロの密度・抜けるか

  • ゲーム性 ×4 3 /5

    システムの手応え・作業感

  • やりやすさ ×1 5 /5

    難しすぎず遊びやすいか

推せる点

  • 全25シーンの大画面ドットアニメがとにかく動く。ズーム/カメラ移動で好きな角度から鑑賞できる
  • バイノーラル収録のフルボイスと10万字超の淫語テキストで、耳からの圧が異常に強い
  • 1人のヒロインに3つの顔を持たせた構成が効いていて、7日間の日常が非日常に侵食されていく流れが良い
  • 分岐条件つきのフローチャートが常時見られ、シーン・エンディング回収で迷わない

気になる点

  • ゲーム部分は選択肢と探索が中心で、システムとしての手応えは薄い。あくまで読み進める器
  • 既読スキップやフローチャートからの途中再開が無く、周回はテキストを流し直す形になる
  • ASMRの主張が強く、演技のトーンや擬音が合わないと一気に冷める。音量バランスも初回は要調整
  • 主人公が一切喋らないため、掛け合いを期待すると置いていかれる

大学の文芸サークルに所属する引きこもり気味の主人公が、「女性が苦手なあなたのための、優しいセックス教習」という怪しい広告に申し込んでしまう——そこから始まる7日間のシミュレーション。全編が大画面のドットアニメで、しかもフルボイスのASMRという構成で、抜きゲーとしての振り切り方が徹底している。処女作でこれかと素直に驚いた一本。

抜き度 — 5 / 5

まずドット絵が動く動く。全25シーン、どれも画面いっぱいに描かれていて、ズームイン/アウトとカメラ移動で好きな距離から眺められる。肉感や陰影の付け方が細かく、ドットという制約が逆に生々しさに転化している。「ドットだから」という言い訳がどこにも要らない画のクオリティで、これだけでも値段分の価値がある。

そこにKU100のバイノーラル収録によるフルボイスが乗る。耳元との距離感まで作り込まれているので、ヘッドホンを着けた瞬間に体感が変わる。10万字超という淫語テキストの物量も相当で、目と耳の両方から同時に殴られ続ける。射精カウントやフィニッシュ直前までのスキップといったオナサポ向けの導線まで用意されていて、実用性に一切の妥協がない。満点。

ゲーム性 — 3 / 5

正直、ゲームとしての手応えは無い。部室と自室を行き来しながら会話の選択肢を選び、ヒロインの特徴を見つけていくとルートが分岐する——構造としてはADVに近く、シミュレーションを名乗るほどの駆け引きは無い。遊ぶための仕掛けというより、物語とHシーンを届けるための器だと割り切ったほうがいい。

ただ、その物語が良い。物静かなサークルメイト・澄華と、彼女に隠された「香純」「兎美」——1人に3つの顔を持たせた構成が中盤から効いてきて、同じ部室・同じ自室のはずなのに日常が少しずつ非日常に浸食されていく。マルチエンディングも、露骨な地雷を踏まなければどのルートも後味が悪くならないので、好きな関係で終わらせられる。そして分岐条件まで書き込まれたフローチャートが常時参照できるおかげで、「今どこにいて何を見逃したか」が一目で分かる。ゲーム性そのものは薄いが、迷子にならない設計で読ませきる。3点。

やりやすさ — 5 / 5

1周は2時間弱。日付ごとのオートセーブが効いていて、動作も終始滑らかで引っかからない。フローチャートで未回収のシーンを潰していけるうえ、忙しい人向けに回想の全開放ボタンまで最初から用意されている。「全部見せる気しかない」親切さで、コンプ目的でも実用目的でも詰まる場所が無かった。

不満を挙げるなら、既読スキップとフローチャートからの途中再開が無いこと。周回前提の作りなのでここは欲しかった。あとはASMR偏重ゆえの音量バランスで、環境音に合わせて上げると耳舐めが凶器になる。設定でH系SEと環境音を個別に調整できるので、最初にそこだけ触っておけばいい。総じて引っかかりは軽微で、ここも満点でいい。

総評

ゲームとしての遊びどころは薄い。それでも、ドットアニメの質・ボイスの圧・ストーリーの組み立てが噛み合っていて、抜きゲーとして完成している。フローチャートのおかげで回収も苦にならず、2時間弱で気持ちよく走り切れる。5・3・5。ゲーム性を求める作品ではないと理解したうえで買うなら、まず外さない。